第13回 2024年4月26日(金)19:00~ caillou
参加 5名(K.O D.K Y.K I.W Y.K)
庚申待ち。第13回は「caillou」というフレンチの店です。ここは、最初にシェフから食材のプレゼンがあって、前菜、メインから、それぞれ食べたいものを何品かずつ選び、その日のメニューを組み立てるという、オートクチュールスタイルの店です。食材にお値段が表示されているので、高いか安いかは判断できるようになっています。ただし、人数によったり、一人前のポーションがどれくらいかわからないので、正確な料金はおまかせとなります。ワインは、ソムリエが料理に合わせて、その都度選んでくれます。今回は5名で5本のボトルをあけました。前菜は4品、メインは2品としました。このほかにアミューズ(お通し)として、3品が提供されます。注文した料理が出来るまでのあてなのでしょう。ワイン通のK.OさんとY.Kさんが参加されているとワインの量に妥協がなく、結果、今回も美味ながら、たいへん贅沢なお高い食事となりました。初めての参加者の方はいませんでしたが、初の組み合わせの方がいました。この会を通じて、新たな人とのつながりが出来ていくのは、実に楽しいことだと思います。店は、東急目黒線の西小山駅にあり、駅近なのですが、目黒駅から乗り換えないといけないというローカルな場所でした。目黒や世田谷から来る分には問題なしですが、多摩地区から参加の方々には少々不便なロケーションです。しかしながら、お料理は、素材を見て自ら選んでいるとは言え、すべてが満足できるもので、再びいただきたいと思わせる品もありました。ステーキの前に出た、ビーフコンソメは、その場でおかわりないですかと、2杯目をおねだりしてしまった次第です。その中でも、特筆すべきは、ホワイトアスパラでしょう。まずは、茹でたてのアスパラをそのままいただきます。サックと噛むと中の柔らかい実から汁が出てきて、香りと甘さを感じます。次に、添えられたオランデーズソースにくぐらせていただきます。アスパラの味が、より一層引き立ちます。とても幸せな気持ちになりました。メインの1品目は、若鶏の腿肉のロールの中に無花果のペーストが入れられて、柔らかな肉との相性がすばらしいものでした。そして、2品目は、サカエヤ謹製の牛ステーキです。熟成肉のステーキは、牛脂に頼らず、肉の旨味で満足させてもらえます。肉の部位も三種類あり、それぞれの味を堪能しました。決められたコース料理ではないので、今回は、皆さんお腹いっぱいで、デザートはなしとしました。そのかわりにワインをたくさんいただきました。本格的な料理に反して、お店はカジュアルで、料理の提供もシェアースタイルで、高級なディナースタイルではないので、皆さんリラックスしていました。隣の席のグループも、わきあいあいと賑やかに談笑されていました。人なつっこいK.Oさんは、早速、そのグループの方々に話しかけ、場を盛り上げていました。今回もローカルな場所にも関わらず、大勢の皆さんにに参加いただき、楽しい庚申待ちができたことに感謝します。第15回も、乃木坂のフレンチと決まっていますので、次回は、和食の店を探しますので、平日の夕べですが、奮ってご参加ください。