2020.11.9　別所坂（べっしょざか） 　この近くに 別所 という地名があったので，別所坂とよばれるようになったという。「別所」とはふつう 新しく開いた土地のことを意味するが，目黒では つきあたった所，行き止まりのことも「べっしょ」といっていたことが坂名になったともいう。 　　　　　　　　　　　　　昭和五十八年三月　　目黒区教育委員会

坂下の標識。
少し上ったところ。ここから左にカーブしている。

更に上ると、右にカーブしている。
切り通しを進むと、突き当たり、左に曲がっていく。

左に曲がって、ここからは、急坂用のコンクリート舗装になっている。
上って突き当たり手前の壁の中に、庚申塔が六基据えられてある。

右側に、その庚申塔の説明板が貼ってある。
さらに右に曲がり、手すり付きの階段にある説明板。

階段の途中に、目黒新富士の説明板が掲げられている。目黒区のHPに『坂上は富士のながめの良いところで、えぞ・千島の探検で知られた近藤重蔵が文政2年（1819年）、新富士・近藤富士などと呼ばれた築山を造り、目黒元富士とともに江戸名所のひとつとして、行楽客に親しまれていたと言われている。この築山は昭和34年まで、その形を残していたが取り崩され、今は、「文政二己卯年六月建之」の碑石が残されているのみである。』とある。

右に曲がると、頂上までは、手すり付きの階段とスロープになっている。
頂上には、車止めが設置されている。

坂の途中にある別所坂児童遊園に、新富士の碑石が据えられている。
その左側に、説明板がある。

その別所坂児童遊園から、別所坂下を望む。
頂上から、階段坂を下っていく。

庚申塔から、コンクリート舗装を下る。
突き当たりを、右に曲がり更に下る。

左右に曲折しながら、下っていく。
さらに下ると、左手に児童遊園に向かう階段がある。

この急階段を上ると、別所坂児童遊園がある。
そして、再び坂下へ。

2020.5.26　目黒区HPの説明に、『別所坂は区の東北部の高台、淀橋台から目黒川の谷に面した急斜面を切り割った、いわゆる切り通しで、渋谷区境から中目黒一丁目、ニ丁目境を目黒川田楽橋に下る、折れ曲がった長い急坂である。』とある。

別所坂リンク