目黒川から淀橋台(下末吉面)へ上る崖線にある坂は、西向きに開けていて、高い建物がない時代には富士山が展望できたので、富士見坂というネーミングが多い。目黒駅に近い富士見坂は、現在も富士山が望めるが、南北に同じような坂道が平行していて、北側が富士見坂、南側が東京富士見坂と区別されている。北側のは大正期からそう呼ばれ、南側のは、国土交通省の関東富士見100景に選定されたもので、標識が設置されている。他に、坂上に、元富士(目切坂)、新富士(別所坂)という二つも富士塚があるのは、富士山がきれいに展望できたことから築かれたものと思われる。

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松見坂

富士見坂(青葉台)

大坂

蛇坂

相ノ坂

上村坂

目切坂

新道坂

別所坂

茶屋坂

富士見坂(目黒)

権之助坂

行人坂