2023.4.2　この道は昔の祐天寺道で，祐天寺を経て碑文谷裏に続く目黒の主要道路であった。かつて，このあたりは急坂であったため，斜面を切り開く切り通しの工事が何回となく繰り返された。その結果，道の両側の土手はますます高くなり，風雨にさらされた土手からは，赤土のかたまりが ざらざらこぼれ落ちた。この状態を目黒の古い方言で“けこぼ”といい，土地の人々は，この坂を “けこぼ坂”と呼んでいた。　　　東京都

目黒総合庁舎と中目黒小学校の間の現駒沢通りの坂。
坂下から、やや右カーブして上って行く。
目黒総合庁舎前の手前からは、左にカーブして上って行く。
東京都の標識は、落書きで全く読めない。
ここからは、坂上に真っ直ぐ上って行く。
歩道橋から坂上を望む。
坂上の先を右に入ると天祖神社がある。
坂上からは、やや右にカーブして下って行く。
歩道橋から坂下を望む。
目黒総合庁舎は、千代田生命本社ビルのコンバージョン。
目黒総合庁舎からは、右にカーブして下って行く。
ひっそりと、けこぼ坂庚申塔がある。
こちらは、坂上の天祖神社にある庚申塔。
目黒区の説明板。
坂下へ。右側に正覚寺がある。
その裏門から。

2021.1.11　この正覚寺の門前には水茶屋があったようだ。その水茶屋というのはいわゆる風俗で私娼がいた。 私娼を江戸時代の俗語では「けころ」と呼んでいたので、坂名になったという別説もある。

けこぼ坂リンク